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西渕工務店は風土社発行の雑誌「チルチンびと」が主宰する「地域主義工務店の会」に所属しています。
チルチン仕様とはそこで定められた仕様のことで、建築で使う建材にルールが設けられており、たとえば、有害化学物質を発散しない建材であること、トレーサビリティ(生産履歴)が残っている国産の商品であること、廃棄時に土に還る建材であることなど。
住む人はもちろんのこと、つくる人、そして、環境にやさしい安全で安心な家づくりへの取り組みを行っています。

また、その仕様に適合している証として風土社より、内装・外装共にチルチン仕様を行っていると認定されています。
では、具体的なチルチン仕様とはどのようなものなのか見ていきたいと思います。

参考としてまして、使用材料におきましてはすべて「MSDS(化学物質安全性データシート)」をメーカーから取り寄せ、安全であると認定された建材が”チルチン仕様”と呼ばれています。
その中でも推奨品、非推奨品、格付け対象外など、細かく選定されています。
※代替品がないために、暫定的に使用可能なものもあります。例:コーキング、シーリング、アルミサッシなど


詳しくは西渕スタッフまでお願いします。

現在、天井・床・壁などの下地やフローリング材に主流で使われている「合板」や「集成材」というものがどんなものかご存知でしょうか。
薄く、あるいは細く加工された木材に、接着剤を塗り、圧力を加えることで一枚の板のように加工されたもののことを言います。
無垢の木を使うよりも、規格品として決まったものが売られているので、大幅に施工の手間を省くことができます。
一昔前のこれらに使われてきた接着剤から気化したホルムアルデヒドやトルエンなどがシックハウス症候群の原因とされています。
現在はそれらが発散されないものを使う、と法律で定められていますが、それらに関しては13品目の値をクリアすればいいものであって、規定のない様々な物質が空気中に放散されていると思われます。
また、合板を繋いでいるのは接着剤のみ。
何十年と住む家で、本当にその接着剤は持ちこたえられるでしょうか。

無垢のフローリングや梁をあらわしにした家で、「自然素材を使っています」と宣伝してる会社もありますが、壁の中に使われているものはもしかしたらそれらの合板を使っているかもしれません。
合板はもとは木材です。
しかし木の本来の働きである調湿性をすべて殺してしまっている、工業製品です。


西渕工務店では使用する素材において、3つの目標を定めています。
1.「土に還らない・リサイクルできない素材」をゼロにする。
 地球環境を考え、家を解体する際に焼却しても有害物質を放散させない、
 もしくは廃棄してもいずれ土に還る、もしくはリサイクルできる材料選びを行います。
2.「VOC13品目」をゼロにする。
 VOCとは、シックハウス症候群の要因とされる揮発性有機化合物のこと。
 厚生労働省が指定した13品目に認定されているものや、廃棄時に有害物質が放散される材料は使いません。
 また、これに加えて現在日本国内で測定可能な52種類の化学物質に関しても測定を行い、それら化学物質が出ないことを確認しています。
3.「外国産木材」をゼロにする。
 トレサビリティのはっきりした生産履歴の明らかである安全な地元産のものを使います。


今まで挙げた3つのこと、これって戦前まで日本で当たり前に行われてきた家づくりそのものなのです。

自然素材が多ければ、それだけエコになる!
木材 構造材は使えるものは古材として、再度住宅へ。
木のくずは、薪ストーブや風呂釜の燃料、また細断してペレットの原材料に。
おがくずは、細断してペレットの原材料や、畜舎の敷物に。
土壁 もちろん土に還ります。
新たな土壁に使用可能。
家具・建具 無垢の木や紙で作れば、自然に優しい。
断熱材(パーフェクトバリア) ポリエステルはリサイクル可能。





私たちが育った気候・風土で育った木材を使うこと。
同じ気候・風土で育った木ですから、その心地よさは格別のものがあります。
また、地元の木材を使うことはそれらに関わる人々を潤わせ、地域の活性化へと繋がります。
また輸送コストを削減できるため、地球環境への負荷も小さくなります。
地元の木材を新築で利用すると、各種補助金が利用可能です。
詳しくはお問合せください。


 

木の家は心地いい。
このことが近年、化学的に証明されはじめました。
木はひとの五感に訴えかけます。
視覚…程よい光沢があり、目に優しいと言われています。
聴覚…吸音率が人体に適しており音の響きも心地よくなります。
嗅覚…その匂いにリラックス効果があります。
味覚…直接は関係しませんが、木の箸やおひつはご飯をよりおいしくするといいます。
触覚…保温性に優れ、温かく感じます。



西渕工務店で構造材で使っている樹種は大きく3種類。
桧、杉、松です。
桧は硬く、水や虫害に強いため、土台や柱などに使われます。
梁や桁などの横架材には杉がよく使われ、丸太梁などに松を使うことがあります。

伐採した際には、根から吸い上げた水分を多くを含んでいます。
木材は、乾燥するに連れ、収縮していくという性質を持っています。
なので、仮に水分量が多い木材を使ってしまうと、時間が経つに連れどんどん木が痩せていって隙間が空いてしまいます。
ですので、加工していく前に含水率を15%ぐらいにまで落とす必要があるのです。
特に杉材は乾燥が難しいため、細心の注意が必要です。
自然乾燥…荒材を外に置いて乾かす昔ながらの方法。時間と場所が必要。
高温乾燥(人工乾燥)…約100℃近い温度で短時間で乾かす機械乾燥。木材の色が赤く変色し、香りも消え、材質が劣化してしまいます。
中温乾燥(人工乾燥)…約60℃程で行う機械乾燥。約2週間程窯に入れます。木の本来の良さを保つことができます。