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12月の吉日、『光のある家』の建前の朝は、曇り空の寒い日となりましたが、この日が来るのを楽しみにされていたご様子のお施主様と大工さんたちは、心を一 つとしてお神酒を持って「乾杯っ」と声高々に発声し、棟上げへ向けて作業が始まっていきました。

大工さんによって墨付けと刻みが行われた柱材をそれぞれの個所へと運び込み、引っ張り掛矢を振り降ろし、材をきっちりと納めていきます。
 また、棟梁となって墨を付け、納まりを理解している大工さんを中心に、構造材の組んでいく順番を確認していました。
強靭な躯体とするための通し柱や梁・桁を組んでいきますが、その構造は複雑なため、その組み上げる順番が大事となってきます。
 一階から二階へと延びる通し柱と建物の端から端へと延びる横架材を納めていく際にはたくさんの人数が材へと集り、掛矢などを使い、一気に落し込ん でいき ました。
 また、多くの材は同時に納めていかなければならず、掛け声を合わせて大きな声 で、「ヨイヨイ、ヨイヨイ、ヨイヨイ」と、時には「あと三分、あと二分・・・」という感じで声を発し、息を合わせて材を納めていきました。
 順に、木組みが形成されていくと自然とその足元は固められ、金具を使わなくともしっかりと構造材たちは固まっていきます。
 昼ごろには冷たい雨が降り出す天候となりましたが、丁寧に確実にしっかりとした木組みが出来上がっていきました。
 そして、いよいよ棟納めを行う際にはお施主様に天辺まで上がっていただき、掛矢を持って棟木を納めていただきました。
 また、上棟式の頃には建物の周りにたくさんの人だかりが出来ていました。
式が終わり、盛大に餅撒きが行われると、笑い声が響き渡り、冷たい雨の降った一日だったことを忘れさせてくれるくらいの賑やかで温かな笑顔溢れる光景があちらこちらで覗えました。
 “住まい手”にとっても“作り手”にとっても“未来”の“暮らし”への“思い”を込めた家造り。 
この場所、この人たちと共に少しずつ、少しずつ、“形”づけられていくこととなるのでしょう。 
この度は誠におめでとうございます。