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7月吉日、『福音寺の家』の建前が執り行われました。
この日が来るのを楽しみにされていた施主様と、大工さんたちが心を一つに「乾杯!」という声をあげ、棟上げへ向けて士気を高めます。

 棟梁となって墨を付けや切り組みをしている大工さんを中心に、構造材の組んでいく順番を確認していました。
躯体とするための通し柱や梁・桁を組んでいきますが、その構造は複雑なため、その組み上げる順番が大事となってきます。
 山で育った木を職人が切り出し、棟梁の手で1本1本刻まれた材。
ベテランの大工と、若手の大工たちが掛合で柱を建てていきます。
 柱が建ち終わると、梁を掛けていきます。
一階の平屋部分は天井が勾配天井になるため、登り梁を使用します。

梁を掛けている大工さんの傍ら、レッカー横では登り梁をあらかじめ組んでいました。
登り梁は、水平梁をいれたくない部分(すっきりとした空間にしたいとき)、小屋裏をひろく使っていくための智恵の部分でもあります。
 既に手刻みされた棟木と登り梁を、力強く、掛合でたたき入れます。
大工さんがリズムよく掛け声と共に掛け矢を振り落すと、ズ・ズ・・と、木と木が、刻まれた溝と溝に見事に収まっていきす。
 小屋梁が掛けられ、順に小屋束が建てられ、母屋と甲乙が掛けられました。
 そして、お施主様にも棟に上がっていただいて、大工と一緒にみんなで棟を叩き、棟納めをしていただきました。
 無事、棟が上がり、屋根の野地板を支えるために、野地板下にある建材のことで屋根の一番高い箇所である「棟木・むなぎ」から軒先の「桁・けた」の間に取り付けられる長い木材の垂木を掛けていきます。
 大工さん、設計、工務(現場監督)、そしてお施主様、ご家族様・・・・関わっているみんなで、上棟のお祝いと、ここまでの無事を感謝し、これからも引き続き安全な工事であることを祈念する。
手づくりだからこそ、こうやってみんなの心を一つにすることが大切で、が大工さんはじめ職人さんの手によって、かたちになっていくことの感動。。。
そして、これからもずっと幸せに暮らしていけますように。
想いのこもったスタッフと施主様の乾杯のご挨拶でした。
 最後にみんなで記念撮影をし、私達が築いているのは、家そのものだけではなくて、木と人、人と人。
その関係なんだな、って、ことばにならない幸せなつながりに、大工とスタッフ、そして施主様。
みんなが胸がいっぱいになった一日。
このたびは誠におめでとうございました。
真夏日となったこの日は、作業するには暑かったですが、天気に恵まれてよかったです。
これからも引き続き、完成にむけて現場が動いていくので、頑張って参りますので、よろしくお願いいたします。