トップページ>>施工中物件>>そよ風ささやく家
 


初秋の朝、住まい手となるお施主様ご家族と作り手となる大工さんたちが顔合わせを行ない、お神酒を持って乾杯と声高々に発声し、気持ちを一つとして建前作業が始まりました。

大工の中ちゃんが建物内の四方へと塩を撒き、安全に作業が進んでいくよう現場のお清めを行いました。

 大工さんによって管柱が立てられると、予め木材加工場にて手刻みの施された横架材同士を繋ぎ合わせて、バンドを掛けるとレッカーを使って一気に吊り上げられました。
 桁や梁などが組み合わさることで順繰りと荷重が掛かっていき、しっかりと重なり合う強靭な木組みが出来上がり、揺れが少なくなっていくため大工さんたちの作業もし易くなりました。
 一本、一本の木と木が組み合わさり、ずっと住み継がれていくだろう母体となる大切な構造躯体が形付くられていき、小屋組みが組み合わさることで家の形が現われていきました。
 また、屋根を受けることになる母屋を組み合わせる際には甲乙材と母屋材を渡りアゴ工法によって咬み合わせて、ブレの無い強靭な木組みの仕上がりとなったのではないでしょうか。
 そして、いよいよ上棟の瞬間となり、その際にはお施主様にも天辺まで上がっていただき、一生に幾度しかいだろう家造りの棟木を大工さんと共に掛矢を使って納めていただきました。
 お施主様だけではなく、お子様やお孫様もとても嬉しそうな表情で、大工さんたちが威勢良く動き回る建前作業の様子を覗われていました。
 棟木納めの後、屋根仕舞の一部となる垂木仕舞まで終えると本日の作業は終了し、眩く綺麗な西日の入ってくる中、神主様の音頭の下、慎ましく上棟式が行わ れました。
 一生も幾度も無い家造り。
それは、ただ単に敷地にかっこ良い建物を当てはめるということだけではなく、ご家族やご友人、近隣の方々のほか、たくさんの人たちとの繋がりでもあります。
未来への暮らしへの憧れが“形”へと築き上げられる“第一歩”が今日という“上棟”の“瞬間”と言えるのかもしれません。
この度は、この喜ばしき上棟という日を迎えられまして、誠におめでとうございます。