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山際にある分譲地ということで、高台となっているため、コンクリートの車庫と外部階段が作られます。

本日の朝は、曇り空ながらも松山城がはっきりと覗えていました。 

材料が運ばれている頃、こちらの施主様と棟梁・中ちゃんが顔合わせを行い、言葉を交わしました。

日本で育った杉や地松の良材がレッカーによって、吊り上げられ、仕事がしやすいよう、また、組んでいき易いように、段取りがされていきます。

構造躯体を木組みによって固めていくため、墨付けの段階より立てていく順序が決まっており、順に柱立てが始まり、三本の貫板をしっかりと差し込みながら進められていきます。

柱が立てられると、要所に敷梁が柱の頭に差し付けられると、更に、その仕口がスケアリ(逆さのアリ)となっており、締め付けるよう、胴差が落とし込まれます。

そして、場所によっては、化粧材として綺麗に魅せるよう、また、強度を高めるためにも、手刻みの追っ掛け大栓継ぎとスケアリとの併用を行うこともあり、職人の『知識』と『技』がこの家造りに注ぎ込まれていきます。

貫板を入れ込みながら仕事を進めていくことは、通し柱に胴差を差付ける際など、組み合わせていくことを困難にさせるわけなのですが、その苦労がより強靭な木組みを作り上げることとなります。

胴差と通し柱を繋ぐべく、差付けられたホソがここでも木組みで固定されるよう、樫の木栓を使い、打ち込んでいきます。

そして、建前一日目は、一階部が出来上がったところで、今日の仕事は終わりました。

平成21年12月16日の大安吉日となった建前二日目の朝、昨晩には、雨が降った様子でしたが、積み重ねられた材料には、シートが掛けられていました。

また、四国山地を望むと、山頂が雪で白くなっている様子が覗え、とても寒い朝となりました。

そんな肌寒い朝でしたが、施主様にとっては、今日という日が、そんな寒さを感じさせない、待ちに待った一日となり、まずは、大工さんたちとの顔合わせを行い、お神酒で乾杯をし、上棟に向け気持ちが高鳴ったのではないかと思います。