西渕工務店通信

木材入門

2011年 05月 25日 (水)

内子から車で2時間弱。
高知県に行ってきました。
こちらにはいつもお世話になっている製材所があります。
ここで行っているのがHPに載せている「燻煙乾燥」です。

これが燻煙設備です。
燻製の木材版と思っていただければ。
煙で燻すことによって、木材がじわりじわり乾燥していくのです。
この建物もたぶん燻されてこんな色になっているのでしょう。
木材は高温で乾燥させれはさせるほど、変色します。
異様に赤いっていうか、なんというか、そんな色になります。
高温にすると、早く乾くんで、納期が短縮できるんです。
ちなみに含水率という基準があります。
西渕工務店は、中温乾燥のものを多く採用しております。
中温ならそんなには色が変わりません。
+燻煙乾燥という感じですかね、現在は。

これ、全部西渕用だそうです。
上の方に積んである黒っぽいのが燻煙乾燥を行ったもの。
このままじゃ黒いので、ちゃんと製材します。
燻煙乾燥のメリットとして、虫を寄せ付けにくい、湿気にも強い、などなどあります。
しかし、時間が掛かります。
そして全ての木材が燻煙乾燥に適しているという訳ではなく、薄さ・幅などによって割れてしまったりすることもあるらしいです。
木は難しい、とのことですよ。
昔、INAXの工場に行ったことがあって、ユニットバスが作られるところを見たときも思ったのですが、”作る人”ってホントに大変です。
あんまり納期短縮とか特注とかしてたらいかんなあ、とそのときの上司が言ってましたが。
乾燥のときに割れてしまったらまた別の木を使わなきゃいけないですからね。
製品も大変ですが、製品とまた違って、木は生きているのです。
そんな見えない苦労があって、木材たちは西渕の工場にたどり着き、皆様のおうちを支えています。


TOP