西渕工務店通信

石畳のパン屋(その2)

2020年 09月 07日 (月)

台風一過、皆様被害はなかったでしょうか。

今日は通常営業しております。

何件か瓦が飛んだなどの被害があったとご連絡をいただきましたので対応中です。

皆様家の外周りをぐるりと見まわされた方がいいかもしれません。

 

さて、石畳のパン屋さんの薪窯プロジェクトが始まってしばらく経ちましたが、今日からクラウドファンディングがはじまったそうです(^^)/

この石窯をつくるにあたって、図面から携わらせてもらってます。

どのおうちもお店も、新築もリフォームもそうですが、まずはお話を伺うところから始まります。

どんなものがほしい、どうしたい、どう使う、ということを聴いていきますが、これを紐解いて読み解くってなかなか難しい作業だったりします。

ほんとうにこれでよかったのか、と思う瞬間が建てる前に来ます。

図面を書く時点でかなり考えてるはずなんですけどね。

皆さん勿論予算というものがあって、なんでも好きにお金を掛けられる方はそうおりません。

予算の中でご要望をどれだけ叶えられるか、みんなで頭を捻ります。

ということで、途中までを工務店でつくらせてもらって、その先の耐火レンガやブロックを積む作業は建て主さんがされます。

その薪窯製作費用をクラウドファンディングで集めるとのことです。

クラウドファンディングとは返礼品のある寄付金募集の形。

クラウドファンディングはこちらから。

こちらの文章から、石畳へ移住されてきた建て主さんの思いが伝わってきます。

石畳の木々による薪を燃やしてつくられる、石畳の小麦によるパン。

すごく楽しみですよね。

印象的に残ったところに「石畳の里山の美しさは単なる自然の美しさだけでなく住民の手入れの行き届いたところにある」という文があります。

石畳地区、本当に美しい村並なんですよ。

どんどん人口が減っていく中で次の世代に何を残せるでしょうね。

薪窯でパンを焼いて里山守る。愛媛県内子町、石畳のパン屋の挑戦 - クラウドファンディング READYFOR (レディーフォー)

 


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