西渕工務店通信

障子の科学

2022年 02月 18日 (金)

昨日、東京の金田正夫さんという設計士さんの講演会を聴きまして(Zoomにて。最近は便利ですね)、最近ほんとにずっと温熱環境の話ばかり聴いてるんですけどね。

内容としては自然の力を利用した家づくり、ということで、自分たちの家づくりの考え方と同じでした。

中でも注目なのは「障子」です。

チルチンびと65号でも特集されてたので、もし興味のある方は弊社にお越しいただけますとご覧いただけます。(内子も松山も)

 

障子は日本でかなーり昔から使われてきた建具ですが、科学するとかなり理にかなったものです。

ガラスがなかったころは窓という部分に障子と雨戸を用いていました。

冬場はおそらく寒かったはずですが、雨戸と障子を両方閉めてやると空気層がつくられます。

これでおそらく片方だけの場合と比べて寒さがだいぶ違ったはずです。

現代の家でも、障子を閉めたときと開けた時で体感温度がかなり変わります。

意外に気密性が高いんだそうです。

空気層をつくってくれるので、結露にも強くなるそうでおそらく単板硝子と組み合わせてもかなり結露が低減されるのではないでしょうか。

やわらかな光を家の中に入れてくれて、見た目も美しい。

ということで、西渕工務店は障子をおすすめしてます。

 


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