上棟しました。
2022年 09月 21日 (水)
今日は内子町内子「自然と繋がる家」の上棟でした(^^)/
写真をお届けします!
急に昨日の夜寒くなっちゃって、風邪を引きそうなぐらいでした。
通し柱と胴差です。(通し柱は1~2階まで通った柱のことを言い、その真ん中を人間の体の胴に見立てて、そこに差し付けられる部材を胴差といいます)
通し柱に写真では二方向から胴差が納められていますが、この部位は四方差しに見えます。
ということはもう二方からも胴差が取りつきます。
で、写真では通し柱のほぞ穴の中に栓を打ち込んでいます。
栓というのは木製の釘みたいなものですが、樫などの堅木で作ります。
写真手前方向から刺さるもう一本の胴差をぴったり取り付けるために入れるのですが、この栓には特別に「かいごろし」という名前があります。
名前の由来とか検索してもまったくでてこないので、おそらくこの近辺のみの方言なのではないかと思いますがあんまりいい意味じゃないんでしょうね。
大工の技はずっと脈々と受け継がれているので、口伝みたいな面があって、たまにほんとに独自の呼び名とかがあったりします。
そしてみんなで力を合わせて組み上げていき、昼過ぎに棟を上げました!
お施主様にも一緒に棟を納めていただきました。
ちなみに棟は最も高い部材のことを言います。
写真、みんなが叩いているのが棟ですが、その下に同じ方向を向いた木材のことはヤダキといいまして、たぶんこれも方言ですかね。
破魔矢なんかを取り付けることがあるので、それを支える意味でヤダキというんでしょうね。推測。
ということで、無事一日の作業を終えることができました。
本日は誠におめでとうございます。
お施主様におかれましては、たくさんのお心遣いをいただきありがとうございました。
スタッフ一同、心よりお祝い申し上げます!
完成に向けて精いっぱい工事にあたります。