上棟しました
2025年 06月 09日 (月)
先日、松山市「(仮)南吉田の家」の上棟日を迎えました。
夏場の上棟は毎度、お天気とにらめっこです。
あらかじめ運んでいた木材たち、ブルーシートを外すと姿を現します。
棟梁が塩祓いをしているところ。
まず、柱を立てていき、その後は梁や桁を納めていきます。
こちらは継ぎ手部分、「追っ掛け大栓継ぎ」と言って、同じように加工した2本の木材を上部から落とし込んでいって、栓(木の釘)を打って緊結させる方法です。
日本の伝統構法で長い年月を掛けてつくられてきたものでして、様々なかたちがありますが中でも強度の強いものです。
今回は二階建てでして、角柱を通し柱としています。通し柱は2階までを一本で兼用する柱のこと。
通し柱に取りつく木材を「胴差」と呼びまして、写真は三方差し、三方向から木材がくっつきます。
おおきな桁材が納められようとしています。
二階の梁と桁をどんどんと納めていき、続いて床下地の下地を取り付けます。
この時点で二階の下地を張ってしまいます。
張り終わると二階の柱を立てていきます。
二階の梁・桁も柱の上に納めていきます。
カンカンという木と木が響く音が辺りに響き渡ります。
無事、棟が上がりました。全景です。
二階建て、ガルバリウム鋼板の屋根となる予定です。
一日の終わりに上棟式を行いました。
工務店が斎主となり、祭壇を設けて工事の無事や安全を祈念しました。
ご家族様と一緒にみんなで乾杯をして一日の疲れをねぎらいました。
誠におめでとうございます。
スタッフ一同、よりよい家になりますよう精一杯尽力してまいります。
お施主様におかれましてはたくさんのお心遣いをありがとうございました。