西渕工務店通信

屋根しまう②

2025年 06月 24日 (火)

晴れたら暑いし、雨降ったら面倒くさいし、なかなかな気候ですね…。

松山市「(仮)南吉田の家」の屋根仕舞その②。

防水シートを張っていますが、ようやくここで仕上げとなる板金を葺きます。

けらば部分から篏合式の板金を葺きます。呪文。

屋根の専門用語もまたややこしいのですが、言語としてぱっとわかるようにそれぞれ分かれたのでしょうね。

棟が一番てっぺんの木材を差しますが、棟の反対側、屋根の三角部分側のことを妻と呼びます。

棟に対して妻。

で、妻側の、鼻先のことをけらばと呼びます。

屋根をガルバリウム鋼板で葺きますが、棟に対して直交させて葺いています。

これを縦ハゼと呼んでおります。篏合式(かんごうしき)とは板金と板金を嵌め合わせるのでこう呼びます。

施工するにしてもちなみにものによって動詞も違うのが不思議。

屋根は葺(ふ)く。

壁紙は張る。

コンクリートは打つ。

あとなんですか、左官工事は塗る。

釘も打つ、梁は納める。


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