上棟しました。
2025年 10月 02日 (木)
10月になりました。秋晴れの下、西予市「西予市の家」の上棟が行われました!
上棟は建物の骨組みを一日でくみ上げるという行事で、古来からおめでたいものとして行われてきました。
まずは柱を立てていき、その上に横架材(梁や桁)を納めます。
外周部、屋根が乗る部分の桁を軒桁と呼びます。部材によって呼び名が異なります。
クレーンに吊られて軒桁が運ばれてきました。
軒桁に梁を架けます。
反対側から見たところ。胴差風に柱に登り梁を差し付けます。
丸太梁を用いています。今回は化粧材ではありませんので、仕上げにはあらわれません。
上がり下がりがあって、梁桁を立体的に組み上げるので抜けにくい架構となります。
梁・桁を組み終わると小屋組みを組んでいきます。屋根の形がなんとなくおわかりになるでしょうか。
柱のように垂直に立てていく部材を小屋束と呼びます。
そしていよいよ棟納め。建物の最も頂部にある部材を棟と呼び、これを納めることを棟上げと呼びます。
お施主様にも一緒に上がっていただいて、みんなで棟納めを行いました。
棟梁もほっとする瞬間です。
そして全景。
コスモスが咲いてますね~。ようやく暑さも納まって気持ちのいいお天気の中での上棟となりました。
お施主様におかれましてはたくさんのお心遣いを賜り誠にありがとうございました。
これから竣工に向けてスタッフ一同、よりよい建物となるよう尽力してまいります。
本日は誠におめでとうございます。