左官は自然
2025年 11月 21日 (金)
内子町「緑ヶ丘の家」
左官職人さんによる外壁仕上げ。
乾式と湿式といって、建材は水を使うか使わないかが大きな分かれ道となります。
水を用いるということは乾かすということでして、気温・天気・湿度にめちゃくちゃ仕上がりが影響を受けるということです。
写真はそとん壁という九州のシラス台地で生まれた左官材でして、手前のグレーっぽいところが下地、茶色いのが仕上げです。
今回、茶色っぽい仕上げ色の予定。
外壁の場合は寒い時期に塗ると白華といってアルカリ成分が表面に出てきて白くまだらになる可能性がありますので色をつけるときは注意が必要です。
微妙な水加減とか左官さんの腕次第になってしまうので、自然素材の材料を塗るのはとても大変です。
でもやはり塗材の風合いはほかにはない質感があってとてもよいですよね。


