西渕工務店通信

ひとりごと

2012年 02月 10日 (金)


去年からチルチンびとの会の中四国・九州ブロックの研修にて、建築家の松本直子先生の講習を受けてます。
ある敷地に対して、松本先生が施主となって要望を言っていき、それを基にプランするというかなり実践的な講習です。
で、提出したプランに対して、お客様に実際に行うような感じのプレゼンを行うんです。
それを繰り返したのです。
敷地に向き合って、 ああでもないこうでもない、と考えるんです。
そして、各社30人分くらいのプランが出来上がってくる訳なんですが、それがまったく違うんですね。
奇抜なもの、オーソドックスなもの。
設計者が違うと、ひとつとして同じものが出来てこないんです。
(チルチンの会なので、木造というくくりがある中でも)
個性と個性のぶつかりあいですね。
個性といえば、
最近読んで面白かった本
能町みね子『ひとりごはんの背中』。
知らないひとりぐらしの人の家に行って、ごはんを作ってもらい、食べるというエッセイ?コラム?みたいなやつです。
読んでたら変わってる人の多いこと多いこと。
占い師とか世俗にまみれまくったお坊さんとか。
なんなんですかね、人間の個性って。
私ってすごい普通の人じゃないか。
すごい卑屈なエッセイなのでよかったら読んでみてください。
卑屈さが全面に出てます!
なんなんですかねーコレ。
すごい私は共感してるんですが、皆様の共感が得られるかはすこぶる不安です!!!


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